フィガロジャポン 2018年7月号の記事中で「シークルドゥ」「メノエード」が紹介されました。
月経前症候群
女性の性とは、エストロゲンとプロゲステロンという2種類の規則的に分泌されるホルモン活動によって特徴付けられています。
月経周期によってエストロゲンとプロゲステロンの分泌量度が、高くなったり下がったりすることで、思春期からプレ更年期まで女性は絶えず身体の変化を感じます。
排卵期以降、産生が高まるホルモンはプロゲステロンになります。しかし、多くの女性において、このプロゲステロン分泌の量は不足する傾向があります。それによって、乳房の痛み、イライラ、気分の落ち込み、体重増加などのような月経前症候群(PMS)が現れます。
毎月、この不快な状況を経験する必要があるのでしょうか?
ハーブ(植物)は、私たちを助けてくれます。プロゲステロンの産生調整を助けるハーブを取り入れることによって、女性はホルモンのバランスを取り戻すことができ、多くの女性が毎月辛い経験をしてきたこの期間を快適に過ごすことができるようになるのです
プレメノポーズとメノポーズ(プレ更年期と更年期)
数十年続いた生殖活動期の後、ホルモンバランスが不安定な期間が訪れ、女性達はプレ更年期(閉経前期)に入ります。
平均50歳前後で、プロゲステロンの産生が急激に低下します。プロゲステロンの減少により相対的なエストロゲン過剰の状態になりエストロゲン優勢な状態となります。これをプレメノポーズ(プレ更年期)といいます。その後、メノポーズ(更年期)に移行し、エストロゲンの分泌も徐々に減っていきます。フランスにおいては、閉経以降をメノポーズ(更年期)と定義します。メノポーズ(更年期)に入りますと、エストロゲンの生成が止まります。更年期の女性には、それ以上エストロゲンやプロゲステロンは生成されません。
このように2つのホルモン状態が異なることから、プレ更年期と更年期は分けられます。区別されるべき2つの異なる段階ですので、混同しないようお気を付けください。
プレ更年期(閉経前)の症状
月経周期が不規則になり、出血量が増えたり減ったりする可能性があります。
主な症状:イライラ、気分の落ち込み、睡眠障害、体重増加、低性欲が現れます。
特にストレスの影響を受けて顕著にほてり・のぼせが現れます。
更年期の症状
倦怠感、睡眠障害、体重増加、ほてり・のぼせなどの不快感が引き続き現れます。
肌が柔らかさを失い、シワになりやすくなります。
又、膣などの粘膜も乾燥します。 膣の委縮や膣炎、膀胱炎のリスクが増加します。
これらの症状からハーブ(植物)が、私たちを助けてくれます。ホルモン産生を調節するハーブを取り入れることによって、更年期にまつわる症状は減少します。